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司法書士白書

司法書士白書が届きました。

色々統計が載っていて面白いとうか、
切実な問題が浮き彫りというか。。。

権利の登記の件数は
平成18年は1000万件あったのが、
平成27年には845万件と
大幅に減っております。

会社登記の件数も、
平成9年は174万件あったのが、
平成27年には124万件と減。

それに対して成年後見人の就任は、
平成23年は29,522件だったのが、
平成27年は34,921件と増加。

また家事事件も
平成15年には683,716件だったのが、
平成27年は969,953件と大幅増。

司法書士の数は年々増え、
平成19年の18,520人から、
平成28年は22,013人となってました。

また弁護士さんも資料はありませんが、
この10年で大幅に増加していますね。

大分の弁護士さんは100人いるかいないか
と言っていたのがいつのまにか156人。

大分の司法書士は174人なので、
そのうち弁護士さんの方が多くなるでしょう。

司法書士の専門領域である登記が減り、
弁護士の専門領域で司法書士も関与ができる
裁判関係の事件が増えており、
ますます競争が激化しそうな感じです。

司法書士業界の変化を肌で感じながらも
新しいことに挑戦する人間の少ない業界でもあり
弁護士も含め先を読む力があって、
行動できる資格者が生き残るのでしょうかね。