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松陰先生

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は
低視聴率だそうですが、
幕末という時代背景や
登場人物からすると
かなり面白いはずなんですよ。

まぁ、わかる人がわかれば
いいってことですね。

私の中での吉田松陰は、
一般的なイメージと同じく、
過激思想の問題児でしたが、
今回のドラマや小説を読んでみると、
そのイメージが変わりました。

純粋無垢な精神で、
知識欲の塊、
日本国を想う強い志。

純粋に日本国の将来を想うあまり、
日本を強くするためには
外国を見る必要があるということで
黒船に乗り込もうとし、捕まりました。

捕まった後、松下村塾では、
同志とともに日本国のあり方を考え、
それに基づいて同志が行動していきます。

「破壊者は創造者になりえない」
という言葉がありますが、
長州藩、いや幕末の日本において、
3段階の革命があったのだと思います。

特に長州藩の人材に照らしてみると、
第1段階は、松陰ら思想家による啓蒙、
第2段階は、久坂や高杉による倒幕運動、
第3段階は、木戸や山県による明治維新。

松陰の志は、死してもなお、
同志に脈々と受け継がれていったわけですね。

今、日本には教育のせいで、
愛国心のない日本人が多いですが、
少しでも松陰先生の志を学べたら
いいのになと思いました。