水戸黄門
昨日ちょっと早めに帰宅したら、
BSで昔の水戸黄門をやってた。
高松藩での事件解決の話。
徳川時代になってから最初の高松藩主は、
光圀の兄の頼重で、
次ぎが光圀の子の頼常。
長子相続の時代になぜ光圀が
水戸家を継いで兄が高松藩主なのか。
頼重と光圀の父で御三家水戸家の頼房は、
兄である他の御三家尾張の義直と紀州の頼宣に先んじて、
長子を産んだことを憚って、
水戸家を頼重ではなく三男の光圀に継がせた。
ただ、光圀は長子相続にこだわっていて、
頼重の子の綱條に水戸家を譲り、
自分の子の頼常を高松藩の二代目とした。
つまりクロスさせて長子相続の
慣習に修正したということ。
テレビの黄門様は、
現実とはかけ離れているようだけど、
伝統を重んじつつ新しいことにも挑戦する
バイタリティーのある方だったんでしょうね。
光圀に関しては、
この本がおもしろいです!
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