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第8回 大分で相続される人が知っておくべき相続財産の範囲<相続法編>

今回は、相続財産の範囲についてです。

前回、被相続人の財産は基本的には相続人に包括承継され、一身専属的なものを承継されないというお話でしたが、今回はその中でも扱いに迷うような財産や権利義務についてのお話です。

 

まず損害賠償請求権について

不法行為による生命侵害の場合、遺族は遺族固有の損害賠償請求権が認められます。それとは別に、被相続人(被害者)本人が本来請求できるはずの損害賠償請求権や慰謝料請求権についても、相続人がその請求権を相続して行使することができます。

次に保証債務について

具体的な債務額が確定している保証債務は当然相続されます。身元保証については相続されませんが、相続時にすでに具体的に発生した債務については相続されます。また根保証(限度額および期間の定めのない継続的信用保証契約)は、特段の事情がない限り、保証人の死後に生じた債務について相続人は保証債務を負担しません。

最後に、

生命保険や死亡退職金などは、相続ではなく契約等によるものなので、相続人固有の財産であり、相続財産ではありません。(生命保険は契約の仕方により税法上も取扱が異なります。またいつかこの内容についても書きます。)
預貯金や不動産などは目に見える財産ですが、生前中に保証債務など目に見えない権利義務を持っている場合、相続人に承継されるのか否かは相続人にとっても重要なことですので、自分がどのような権利義務を持っているのか把握しておくことも大切ですね。

 

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