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夢を売る男

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ここ数年、自己表現をしたい人が急激に伸びてきた。

これらのSNSで自信をもった人が
小説などの本の出版を夢見るようになる。

何かの賞を狙ってデビューを目指したり、
自費出版だったり、
ジョイントプレス方式だったり、
方法は色々。

受賞してデビューすれば出版費用は出版社持ちで
さらに印税が入ってくる。
それでもそれで飯を食えるのはほんの一握りの人。

自費出版だと出版費用が高くつくし、
書店に並ぶケースは少ないので自己満足的な面もある。

ジョイントプレス方式は出版費用を作家と出版社が
折半なりして出し合う方法らしい。
これだと多少費用はかかるが書店にも置かれる。

そのジョイントプレス方式を上手く使った男の物語が
百田尚樹の「夢を売る男」。

本を出したい一般市民の心をもて遊ぶような
出版業界の少々あくどい部分も見え隠れするが、
人々の夢を叶えるのはそういう方法もあるのかと
ビジネスとしても参考になった。(あくどいことはしませんが。)

また本を出したい人の深層心理もよくわかる。
自己表現が苦手だと言われる日本人だが、
本当は自己表現したい人間が多いのも日本人。

そんな自分もこうやって下手なりに自己表現中!!

 

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