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潔白に。

 ちょいとバタバタしていて、ブログ更新しておりませんでした。

 先日、母方の祖母が亡くなりました。97歳の大往生です!私の母親が2年前に亡くなってから、祖母も元気がなくなったような気がいたします。まぁ、天国で楽しく暮らすことでしょう。

 不思議なもので、2週間くらい前に祖母が夢に出てきて、「先に逝くから、あとは頼んだよ」と話したり、亡くなった日の朝ももの凄い胸騒ぎを覚えたと思ったら、その時間に亡くなったと連絡があったりと、妙な気分でした。

 身近な人の死に直面すると、「生とは何か、死とは何か」となんとなく考えてしまいますね。先月、私は検査入院して腎生検という検査を受けたのですが、検査といえども1%の確率で合併症などが起こりえると聞いて、「え?死ぬかもしれないの」と大げさに思ってしまいました。

 その説明を受けて入院までの間、いてもたってもいられない状況になって、突然死んでも迷惑をかけないようにせねばと焦ってしまいました。結局、財産など色々な書類の整理くらいしかできませんでしたが、いつであっても人に迷惑をかけない死に方をしたいものです。

 その点、私の母親は、余命1ヶ月がわかってから、家族や事務所の従業員にテキパキと指示し、自分の葬式や納骨、相続の内容まで考えておりました。おそるべし母親です。

 最近、相続手続のご依頼がとても多く、相続の色々なケースを毎日のように目の当たりにするのですが、「争族」になったりしてご家族の方が大変になるか、すんなりと手続ができるのかは、亡くなった方の性格や生き方にもよるのかもしれませんね。

 生前中に自分の相続関係を相談できる相手や相談しやすい環境がもっと必要で、色々な専門家がそのようなサービスを提供しようとしているのですが、なんせ自分の死と向き合わないといけないという心理的プレッシャーにはなかなか堪えられるものではありませんよね。まぁ、何かのきっかけがあったときに家族のことを思って、考えてみるのもいいかもしれませんね。

 ちなみに、私の検査の結果は、すぐどうこうなるというものではありませんが、「健康そのもの!!」という状態に戻ることはips細胞の研究が飛躍的に成果を出さない限りないと思うので、いつ何があってもいいように身を潔白に生きていかねばならないと、つまらないことを思ったところです。。。