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セカンドオピニオン

腎臓が悪くなって1年ちょっと経ちます。

毎月、定期健診に行けば悪化しており、
先生からは透析の準備を、と言われ続けました。

肺も気管支炎があるので、
移植は難しいと言われていました。

透析、透析ってなんか納得いかなくて、
他の病院でセカンドオピニオンをしてもらったところ、
移植が絶対ムリではない、ということがわかったのです。

でも移植するにしてもドナーが必要で、
親が一方の腎臓をくれるとは言うものの、
人の体を傷つけてまで生きることに納得ができないのです。

そんな話をいろんな知人としていると、違う病気ですが、
東京とか福岡とかの大きな病院に診てもらって治った人がいる、
田舎の病院だと切らなくてよいものを切ってしまうこともある、
と色々とご意見をいただき、さらに病院を探しました。

そんなこんなで大きな病院を模索していたところ、
灯台下暗しで、嫁さんのツテで名医に診てもらえたのです。

九州大学の准教授であるその先生は、
最初の診療で1時間半以上も聞いてくれて、
2回目の診療でも40分以上診てくれました。

大分での毎回の診療は2時間待って5分ですよ。

九大の先生は懇切丁寧に私の病状を聞きだし、
ある可能性を見出して検査をしたところ、
腎臓を悪くしているのは非常に稀な病気が
原因であろうことがわかったのです。

九大でも10年に1回あるかないかだそうで、
大分の先生に報告したところ、
その病名自体知らなかったようです。

名医というのはちゃんと人の話を聞き、
徹底的に原因を探し出し対処方法を見つけだす、
そういう人のことを言うのだな~と思いました。

同じ医者でもレベルの差が大きい、
我々の業界も同じで資格持っているからといって
全員同じことができるわけではなく、
いかに困っている人のために考え抜くかで
答えが変わってくるんだと改めて実感しました。

透析、移植の前にその原因となっている病気を
治療することで腎臓の悪化が抑えられる可能性が
でてきました。

ということでこれからその治療に入ることになりました。
それでダメなら透析でも移植でも納得できます。

セカンドオピニオンの制度も定着してきたようにあります。
難しい病気で困っている人がいましたら、
自分の納得いく選択肢を提示してくれる先生を見つけるまで
病院探しをしてもいいのではないかと思います。

というわけで、これから治療に専念いたしますので、
私との連絡は取りずらいかもしれませんが、
事務所のスタッフや私の専門家仲間がフォローしてくださいますので、
ご相談ごとがありましたらどうぞ遠慮なく事務所へご連絡ください。

ではでは引き続きよろしくお願い申し上げます!