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闘病記12(c1q抗体)

私の病気の原因であると思われるものに、
c1q抗体というものがあるそうです。

膠原病の一種で、自分の身体をいじめる
とてもたちの悪い抗体です。

普通の血液検査で調べることは皆無だそうで、
そもそもこの抗体を知らない医師も
多いのではないかと思います。

悪い抗体なので、普通は体内に存在しないか、
あっても50くらいだそうですが、(単位は??)
私の身体にはそれが17万もあり、
検査の針が振り切れた!ってことでした。

その悪い抗体を取り除こうということで、
今回は血漿交換という治療をしております。

血漿交換4回目でやっとその値が7000まで
下がりましたが、それでも普通よりはるかに多い。

悪い抗体を追い出し、追い出しきれないにしても
ステロイドで押さえ込むという作戦ですが、
なにせ前例が少なすぎるものですから、
先生方も今後どうなるのか予測不能だそうです。

もしかしたら、その悪い抗体が逆上して
また増殖するかもしれないし、治まるかもしれないし。。。

c1q抗体により、腎臓や肺、その他の臓器も
侵されているのではないかと思います。

蕁麻疹がよく出て、内臓に異常を感じる場合には、
c1q抗体を調べてもらい、私のように
低補体性蕁麻疹様血管炎ではないかと
疑ってみて、詳しい医師を探してみてくださいませ。

医師がこの病気を知らないだけで、
同じような症状の方は結構多いのではないかと思います。

知識のない医師は、一般的な病気に当てはめてしまって、
間違った治療を進めてしまうこともありますので、
自分の納得するまでセカンドオピニオンをすることを
お勧めします。