宅建協会の研修会で講師をしました
12月1日に宅建協会(ハトさん)の研修会で、
講師をさせていただきました。
内容は、地面師事件と本人確認についてです。
地面師事件の事例をいくつか紹介して、
宅建業者として気を付けるべきこと、
司法書士の本人確認の方法などを
お話させていただきました。
当日、ホルトホール大分の大ホールで開催され、
4~500人くらい参加されていたようで、
なかなかに緊張しましたが、
終了後から数日間は多くの業者さんから、
お声がけいただき大変好評だったようでした。
大分で大掛かりな地面師事件はないかもしれませんが、
親族が認知症の親の不動産を勝手に処分するようなことは
ありうることなので、気を付けていただきたいところです。
また認知症の疑いのある高齢者の本人確認についても、
のちのちに売買が無効とならないよう、
注意を払う必要がありますので、
しっかりと意思確認をする必要があります。
そのようなことでミスがあった際には、
宅建業者だけでなく司法書士も責任を負うのですが、
責任の大きさに合わない安い報酬でやっていますので、
インフレもあり報酬の値上げについても
ご配慮いただきたいとお願いしたところです。
またこのような形でお話できる機会がありましたら、
お声かけいただければありがたいです。